2022年3月1日 / 最終更新日時 : 2023年10月11日 菓心 おおすが 落とし文 落とし文 その昔、道に丸めた手紙を落として、 人知れず渡すことを「落とし文」と呼んでいました。 新緑の季節、野山の道には、 これに似た、くるくると丸まった葉っぱが落ちています。 オトシブミ虫の仕業です。 この葉っぱに似せて作られた和菓子の落とし文。 初風炉の茶事でも好まれるそうです。 秘めたる想いの部分には、大納言鹿の子豆がぎゅっと詰まっています。