季のおとない 八月 八朔

季のおとない 八月 八朔

「8月 八朔」
旧暦八月一日は田の実節句。
初穂の収穫に感謝をし、田の神様に豊作を願いました。
また、お世話になった方に初穂を贈る伝統行事は、
現在のお中元の起源でもあります。
京都祇園の特別な日であり、夏の風物詩として知られています。

本店・京都伊勢丹店 にて 限定販売の季節の生菓子詰め合わせ(6個入り)


・白妙 しろたえ
江戸時代、八朔と言われる日は武士が白い衣で登城するなど白さが際立つ日でした。
こし餡に大納言をあしらい、白い外郎で包みました。

・夏瓢箪 なつひょうたん
大きな葉が日陰を作り涼しげな夏のひょうたん。その末広がりな形から縁起の良い物とされています。黒糖の錦玉羹に瓢箪の形にした羊羹を浮かべています。

・花火 はなび
夏の夜空を彩る花火。練り切り製。ウコンの黄色、抹茶の緑、ビーツの赤で
鮮やかに。

・葛焼 くずやき
半透明で涼しげなさまが、夏の暑さを和らげます。
こし餡の甘味は味醂の煮キリを使用しています。

・味噌松風 みそまつかぜ
白味噌を聞かせた素朴な味わいの焼き菓子
特定原材料 小麦 卵

・佳心 かしん
煮切り味醂で、コクのある甘味をつけたこし餡の薯蕷饅頭にしました 焼き印は、店名の「菓心」を「佳心」とし、シンプルな薯蕷饅頭に思いを馳せています。

 

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