季のおとない 十月 秋麗
季のおとない 十月 秋麗
「10月 秋麗」
地方によっては紅葉の便りも聞こえてくる頃です。
秋晴れの心地よい、のどかな日
美しく輝く日を「秋麗 あきうらら」といいます。
心もうっとり穏やかになりますね。
*
本店・京都伊勢丹店 にて 限定販売の季節の生菓子詰め合わせ(6個入り)
・名残の月
10月27日は十三夜の月といい十五夜に次いで美しいとされています。
栗名月とも言われて、秋の収穫に感謝を祝う日でもあります。こなし生地で栗餡を包みました。
・秋麗
秋晴れの心地よい日をイメージして。
小倉餡、抹茶餡、白餡に大納言小豆を重ねて蒸し、浮島にしています。
・観菊
菊を見て楽しむ頃となりました。
煮切りの味醂で甘みをつけた風味良い餡のしっとりふっくらの薯蕷まんじゅうにしました。
・柿日和
柿がたわわに実る晴れの日。
滋味深い刀根柿の餡の麩饅頭です。
・ささ栗
シバグリ、ヤマグリは小粒でも味が良いと言われ、その風情にしています。
渋皮付き栗を黒糖風味の練り切りきんとんでその姿にしています。
・秋果羊羹
風味が良いとされている黒イチヂクをセミドライにして、
有機クルミ、グリーンレーズンが入ったほんのりラム酒が香る羊羹にしました。