根引き松

根引き松

薯蕷饅頭に根引き松の焼印。
中は新春のめでたさを込めて、紅餡を詰めました。

根引きの松とは、
小松の根が見えるように、二つ折りの半紙を巻き、門松用の金赤の水引をかけ花結びにし、玄関門の左右の柱下方に釘で打ち付けたもの。
正月の門松の一種で、京都の町家で多く見られます。

根が付いていることから「その地に根着く」、
これから根が伸びる「ますますの成長」
小松から大松へ「行く末が頼もしい」などの意味合いがあるそうです。
15日(小正月)には氏神社で焼納されます。

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