2022年4月23日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 菓心 おおすが 春霞 はるかすみ春霞 白餡を外郎生地で包んだ、春らしい柔かい上生菓子。 春になると、大気が霞み、 遠くが、日本画のような淡い色合いの景色となります。 これは、 気温差が大きく風の弱い日に、 植物の蒸散が活発になるなど大気中の水蒸気の量が増え、微細な水滴が空気中に漂うことで起こる現象です。 あるいは、 春頃は低気圧が発達しながら本州付近を通過するため、それに伴い大陸から黄砂が飛来し、霞んで見える時もあります。 ちなみに、 霞は昼間の呼び名で、夜は朧(おぼろ)と呼ばれます。