桜餅(関西風)

桜餅(関西風)

桜餅は、雛菓子の一つで、春の季語でもあります。

関西風の桜餅は、別名「道明寺」「道明寺餅」とも呼ばれます。
道明寺粉という、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きした粉で皮を作り、餡を包んだ饅頭型。
粉のつぶつぶした食感が特徴です。

大阪の道明寺で保存食として作られたのが起源と言われています。

塩漬けの桜の葉はクマリンという芳香成分が生まれ、独特の風味を醸し出しています。
生の葉にはこの香りはなく、もちもちした皮と甘い餡に、桜の香りと塩味のきいた葉がアクセントになり、緑茶とよく合います。

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