プロローグ

菓心おおすがのルーツは
明治時代に渡米して農園を営んでいた大菅市之丞が帰国し
後継が小麦商をはじめたことに始まります

昭和28年に「大菅製パン所」を創業
“大菅パン”は学校給食に用いられ
ふくよかな小麦の味のパンは
地元の子ども達のおなじみの味でした

次代は和菓子製造を始め
最中「三十五万石」は多くの方にご愛顧をいただき
代表菓子に育てていただきました

彦根の静かな商店街にある 菓心おおすが は
これからも折り目正しく真面目に菓子づくりに
取り組んでいきます

「おいしい」デザインの
はじまり

「菓祖神 田道間守」が常世の国(中国南部からインド方面)から
持ち帰った橘の木のDNAを受け継いだ苗木の枝を育てられている方から
分けていただいた一本の枝

菓心おおすが の店名ロゴはモーネ工房・井上由季子さんが
その枝を筆にしてのびやかに描かれた特別な文字です

三十五万石 と 35

紡いでいく心と自由でやわらかな目

米俵に三十五万石と刻まれた求肥餅入り最中
厳選した良質の小豆をふっくらと炊き上げたつぶあんは
先代より引き継いだ製法を尊み守ってきました

たとえば、新しい菓子「35」
「三十五万石」の最中の皮を使ったナッツやポルボロンの生地を詰めて焼いています

蓋をせず、一枚で仕上げているのは
「まだまだ半人前。これからも精進します」という気持ちから

紡いでいくこと、遊び心のある愉しさ
そのどちらも大切にしていきます


小庵an-noteアンノテ

季を食す二席の小間

お菓子とお茶を楽しむ二席だけの小間 an-noteアンノテ
anは「餡」、noteは「記録」
季節を記してゆくような場所

時折、二階の集いの場で
和菓子づくりの会などを行っております
最新のご案内は、SNSでお知らせします

会社概要

会社名 株式会社大菅製菓
本社所在地 滋賀県彦根市中央町4番39号
創業 昭和28年4月20日
運営総括責任者 大菅 良治
TEL 0749-22-5722
FAX 0749-26-3871
E-mail info@kashin-ohsuga.com