沙羅の季節です

沙羅 (しゃら)

上生菓子とホワイトチョコレート包みの2種類ございます。

彦根の龍潭寺の沙羅の花にちなんで作りました。

原材料の北海道産の「手亡(てぼう)」は、白インゲンのことで餡のもとになっています。
特製黄身餡を口どけの良いホワイトチョコレートで包み、可憐ながらも濃厚な味わいに。

日本では沙羅双樹は自生していないのですが、夏椿が、古くから寺院などの庭に植えられ、そう呼ばれてきました。

(*日本には唯一、滋賀県草津市立「水生植物公園(みずの森)」に本物の沙羅双樹があるそうです)

6月頃、新梢の基部近くの葉腋に、直径5~7cmの椿に似た白い5弁の花が咲き、一日で散ってしまいます。

葉は明るい黄緑色で表面に深い皺がり、幹は樹皮が灰褐色で薄く滑らか。花とともに観賞用として近年でも好まれています。

チョコレート包の方は
2018年春、皇太子ご夫妻(現・天皇皇后両陛下)が彦根にお越しになられた際に、献上された菓子です。